更年期障害と亜麻リグナンの効果

更年期障害と亜麻リグナンの効果

亜麻リグナンとは亜麻の種に含まれる成分でヨーロッパなどの地域では古くから食されて来ており、肥満や骨粗しょう症の予防にも効果があると言われています。
亜麻リグナンと同じくホルモンへのアプローチ力が有名な「大豆イソフラボン」と同様に、中高年女性の健やかな毎日をサポートしてくれるうれしい作用があります。

卵巣機能の低下などによって起こるエストロゲンと言うホルモンの一種が欠乏してしまうことで引き起こされる更年期障害は、中高年になれば多くの女性が直面する問題として知られています。
自律神経失調症のような症状や動悸やめまい、頭痛、耳鳴り、肩こり、ホットフラッシュなどをはじめとする多岐にわたる身体症状の他、情緒不安定やイライラした気分、抑うつ気分など精神的にも症状が出るとされていますが、こういった場合に「亜麻リグナン」を体に取り入れることでホルモンバランスを整え、症状を緩和してくれるということで注目が高まっています。

亜麻リグナンとは

亜麻リグナンとは、近年とても注目されている女性の美容と健康に深くかかわる物質です。

 

どのようなものかというと、亜麻に含まれるポリフェノールの一種です。
ポリフェノールとは、赤ワインなどに含まれているということが有名な抗酸化物質です。

 

酸化というのは錆びること、つまり人の体での酸化は老化と同じ意味です。
抗酸化物質は、この酸化を阻害する働きがある成分の物質のことです。

 

さて亜麻リグナンはポリフェノールの一種ですが、実は女性ホルモンのエストロゲンと化学構造が似ています。
エストロゲンの分泌が低下すると、肌荒れしたり薄毛になったり、加齢を重ねると更年期障害の症状に悩まされることになります。

 

エストロゲン様の働きをする物質として、大豆に含まれるポリフェノールのイソフラボンが有名ですが、亜麻リグナンもこれと同じような働きをするのです。
近年ではイソフラボンと亜麻リグナンを配合したサプリメントの形で販売されていることも多く、女性の美容と健康に優れた効果を発揮しています。

 

スーパー成分亜麻リグナンで美健康体に

亜麻は中央アジア原産と言われるアマ科の植物で、人類が初めて栽培したものの一つと言われ、紀元前3000年頃の古代エジプトではミイラを包む布として利用されていました。
トルコ周辺では種子を絞った亜麻仁油が料理などに利用されました。
9世紀にはフランスで健康への効果が認められ、中世から近世にかけて亜麻の栽培がヨーロッパやアメリカに広まりました。
江戸初期の日本では薬種として栽培されました。亜麻の種子からスーパー成分である亜麻リグナンが発見されたのは近代に入ってからの事です。

 

亜麻リグナンの働き

亜麻リグナンは亜麻の種子に含まれているポリフェノールの一種です。
ポリフェノールは植物の苦み、渋み、色素の成分となっている化合物の総称で、自然界に5000種以上が存在していると言われ、強力な抗酸化作用を持っています。

 

亜麻リグナンは人間の生理作用に影響を与える生理物質で、体内では大豆などに含まれるイソフラボンと同様、女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをします。

 

エストロゲン自体は女性ホルモンの一種で卵胞ホルモンとも呼ばれ、卵巣で作られます。
つやつやした肌、豊かな髪、ハリのある乳房など女性らしい体つきを促進するホルモンです。
他にも血管を強くし、脳や自律神経の働きを促進させるなど健康維持にも役立ちます。

 

亜麻リグナンの効果

エストロゲンは女性だけでなく、男性の体内でも合成・分泌されます。
エストロゲンは悪玉コレステロールと総コレステロールの生成を抑え、善玉コレステロールを増やし、破骨細胞と造骨細胞の働きを調節し、骨量のバランスを整えます。
また、血管を若々しく保ち、血流を促進させます。

 

しかし、男女ともに40代半ばころから分泌量が減少し、ウツ、イライラ、不眠、倦怠感などの更年期症状が現れます。
亜麻リグナンはエストロゲンと同様の作用をするので、更年期サプリのように更年期障害の予防や改善、コレステロール値の抑制、骨粗しょう症の予防に効果を発揮します。

 

亜麻リグナンの摂取方法

日本ではまだ一般的ではありませんが、欧米では亜麻の種子をシリアルに加えたり、ゴマのようにパンに添加してバラエティブレッドのような形で摂取しています。

 

日本では亜麻の種子は現在、輸入規制があって入手が困難です。
このため種子を絞った亜麻仁油を利用するのが最も手軽で便利です。

 

但し、亜麻仁油に含まれる成分は非常に熱に弱いため、加熱すると成分が破壊されます。
このためなるべく生の状態で利用します。

 

但し、そのまま飲むのはのどごしが悪いので慣れるのに時間がかかります。
お酢や塩、コショウと混ぜてドレッシング風にサラダにかけたり、野菜とあえたり、スムージーに入れたりします。

 

加熱をしても100℃以下、短時間であれば成分が残ります。
亜麻仁油を軽く熱し、温野菜にかけると美味しい「温サラダ」となります。

 

 

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